ニットを脱いだ瞬間、髪がふわっと浮いて、顔にはりつく。パチッと音がして、思わず手を引っこめる。これから寒くなると、毎年この季節がやってきます。
静電気が起きやすいのは、乾いた髪です
静電気は、空気と髪が乾いているほど起きやすくなります。
髪に水分が少し残っていると、たまった電気は逃げていきます。でも乾いた髪だと、行き場がない。髪どうしが反発しあって、ふわっと広がって顔にはりつくんです。
静電気が多い方は、髪が乾燥しているサインでもあります。
縮毛矯正した髪は、毛先から乾きやすいです
矯正をかけている髪は、とくに毛先が乾燥しやすいです。
熱と薬で形を整えているぶん、毛先は根元に比べて水分を抱えにくい。そこに冬の乾いた空気と、暖房の風が重なります。
夏に傷んだ毛先をそのままにしていると、冬に一気にパサつきが出てくる方が多いです。
毎朝アイロンを使っている方は、温度にも気をつけてみてください。高い温度を何度も通すと、そのぶん毛先の水分が抜けていきます。
縮毛矯正をしている髪なら、アイロンなしでもまとまる日が多いはずです。冬だけでも、お休みする日をつくってあげてください。
朝のオイルを、もう一回足してください
冬に僕がいちばんすすめているのは、朝のオイルです。
夜のお風呂上がりにつけている方は多いですが、朝にはもう乾いています。出かける前に、米粒1粒分を手のひらに薄くのばして、毛先と表面にさっと。
表面に薄い膜があると、こすれても電気が起きにくくなります。つけすぎるとベタつくので、「ちょっと足りないかな」くらいでちょうどいいです。
忙しい朝は、省いてもかまいません。そのかわり、夜だけは毛先に少し多めにつけておいてください。
マフラーとニットは、髪の外に出して
冬の服は、静電気が起きやすい素材が多いです。
マフラーの中に髪を入れたまま一日過ごすと、ずっとこすれ続けることになります。首のうしろの髪だけがパサパサ、という方は、たいていこれです。
マフラーは髪の上から巻くか、髪を前に流しておく。それだけでも、だいぶ変わります。
暖房の部屋は、思っているより乾いています
エアコンの効いた部屋は、髪からも水分を少しずつ奪っていきます。
加湿器があるなら、湿度40〜60%くらいを目安に。ないときは、濡れたタオルを部屋に干しておくだけでもちがいます。
肌がつっぱる日は、髪も同じように乾いている。そう思っておくとわかりやすいです。
最後に
静電気は、髪が乾いているサイン。朝のオイルとマフラーの巻き方で、冬はずいぶん過ごしやすくなります。
毛先の乾燥が気になる方は、本格的に寒くなる前に、ぜひ一度ご来店いただき、ご相談ください。毛先を整えておくだけでも、冬の扱いやすさが変わります。
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