「ヘアオイルって、結局いつつけるのが正解なんですか」。これ、お店でもLINEでも、本当によく聞かれます。先に言ってしまうと、乾かす前でも後でも、どっちでも大丈夫。ただ、つける時間で役割が変わるだけなんです。そこだけ知っておくと、ぐっと使いやすくなりますよ。
乾かす前か、後か。実はどっちもアリ
正解はひとつだけ、と思っている方が多いんです。でも、そんなことはなくて。乾かす前のオイルと、乾かした後のオイル。やっていることが違うだけで、どっちも正解です。
ざっくり言うと、乾かす前は「守るため」。乾かした後は「スタイリングのため」。僕は、目的に合わせて使い分けてもらいたいと思っています。
まずは乾かす前。これがいちばん効きます
もしどちらか一回だけ、と言われたら、僕は迷わず「乾かす前」をすすめます。
お風呂上がりの濡れた髪って、無防備な状態なんです。そこへドライヤーの熱がそのまま当たったり、髪の毛同士が擦れたりすると、髪のダメージにつながります。タオルドライした髪に、ヘアオイルをつける。それだけで、熱のあたり方や摩擦のダメージがやわらぎます。
量はロングの方で2〜4プッシュくらい。手のひらに広げて、毛先からなじませて、余ったぶんを中間に。根元にはつけません。根元までつけると、髪を洗ってないみたいな質感になってしまいます。
乾かした後は、ツヤの足し算
乾かし終わった髪に付けるのは、スタイリングの役割。
朝、鏡を見て「なんかパサっとするな」というとき。毛先にちょっとだけ足してあげると、表面が落ち着いてツヤが出ます。量は、少なめで。米粒1〜2粒を手のひらに広げて、髪の表面をなでるくらいで十分です。
ここでよくあるのが、つけすぎ。乾いた髪はオイルを吸い込まないので、多いとそのまま表面に残って、逆に油っぽく見えちゃいます。「ちょっと少ないかな」くらいがちょうどいいです。
縮毛矯正した髪は、特に相性がいい
縮毛矯正をかけたあとの髪は、しばらく乾燥しやすい状態が続きます。
だからこそ、オイルでの保湿と相性が大切になってきます。とくに乾かす前のひと手間は、矯正した髪のアフターケアにつながります。施術のあと一週間くらいは、いつもよりちょっと意識して使ってもらえると安心ですよ。
つけすぎても、慌てなくていい
「ベタついちゃった」というとき。洗い直さなくて大丈夫です。
ティッシュかタオルで、ベタつくところを軽く押さえる。これで余分な油分だけ取れます。あとは次から、量を半分に。オイルは、足すのは簡単だけど引くのが大変なんです。少なめからスタートするのが、結局いちばん失敗しません。
あるお客様の話
前に、「オイルをつけるとベタベタになるから、もう使うのやめました」という方がいました。
よく聞いてみたら、乾かす前にたっぷり、乾かした後にもまた同じだけつけていたそうで。それはベタつくよなあ、と。量を半分にして、根元を避けて毛先だけ。そうお伝えしたら、次に来たとき「こんなに変わるんですね、つける場所の問題だったんだ」と笑っていらっしゃいました。
オイルが悪いわけじゃなくて、量と場所。これ、本当に多いんです。
最後に
ヘアオイルは、乾かす前と後、どっちでもいい。守りたいなら前、ツヤを出したいなら後。そして、思っているより少なめに、毛先中心に。
つけすぎても、拭けば戻ります。何回か試して、自分の髪にちょうどいい量を見つけてみてください。たぶん、想像している半分くらいでちょうどいいはずですよ。
オイル選びや量で迷ったら、LINEで聞いてください。今の髪を見て、その方に合うものを一緒に探します。
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