くせ毛や縮毛矯正をかけた髪は、実は「乾かし方」で仕上がりが大きく変わります。サロンできれいにまとまっても、家での乾かし方ひとつで翌朝が違ってきます。今日は、特別な道具がなくてもできる、ドライヤーの基本をお話しします。
まず、乾かす前に——絡まりをほどいておく
意外と見落とされがちですが、ここがとても大事です。髪が絡まったまま、ドライヤーをあてながら無理やりほどこうとすると、ダメージとパサつきの原因になります。
お風呂上がりは、目の粗いブラシやコームで、毛先のほうから優しく絡まりをとってあげてください。引っぱらずに、少しずつほどくのがコツです。この一手間で、乾かした後の手触りがずいぶん変わります。
乾かす順番——前髪と分け目を最初に
順番にもコツがあります。前髪が分かれやすい人は、まず前髪から乾かしてください。濡れたまま放っておくと、変な向きにクセがついてしまうからです。
分け目を変えたい方も、分け目を先に乾かすのがおすすめです。髪は乾くときに形が決まるので、乾ききる前に向きを作っておくと、思った位置に収まりやすくなります。
そのあとは、根元から乾かして、中間、毛先へと進めます。根元は乾きにくいので先に、毛先は乾きやすいので後に乾かすと、乾かしすぎを防げます。
ドライヤーの「向き」がいちばん大事
たぶん、これが一番効果を感じてもらえるポイントです。ドライヤーを下から上に向かってあてると、髪が逆立って、バサバサ・広がりの原因になります。
逆に、根元から毛先に向かって、上から下へ風を沿わせるように乾かすと、髪の表面が整って、自然にまとまります。手ぐしで毛先の方向に軽くテンションをかけながら風を送ると、よりきれいに収まります。
「いつもバサっと広がってしまう」という方は、まずこの風の向きを意識してみてください。それだけで変わる方は多いです。
後ろ(後頭部)側から乾かすと、まとまる
よく見かける、もったいない乾かし方があります。顔側からドライヤーをあてて、髪が顔のほうへ広がりながら乾いてしまうパターンです。これだと、どうしてもまとまりにくくなります。
おすすめは、後頭部側から乾かすことです。後ろから前へ、髪を流れに沿わせるように風を送ると、自然と内側にまとまってくれます。鏡で後ろが見えなくても大丈夫です。手の感覚で、髪の流れに沿わせることを意識してみてください。
自然乾燥は、いちばんもったいない
「ドライヤーは髪が傷みそうだから、自然乾燥にしている」という方がいらっしゃいます。でも、これは逆です。自然乾燥は、パサつきと寝癖の大きな原因になります。
濡れている髪は、いちばん無防備な状態です。長く濡れたままだと、髪の中の水分や栄養が抜けやすく、そのまま寝てしまえば、つぶれた寝癖もつきます。お風呂から上がったら、できるだけ早めに、根元まで乾かしてあげてください。それが一番のホームケアです。
まとめ——少しの順番で、毎朝が変わる
今日の流れを、もう一度おさらいします。乾かす前に絡まりをほどいて、前髪や分け目を先に乾かす。そのあとは根元から毛先へ、上から風を沿わせて、後頭部側から乾かす。そして自然乾燥にはせず、最後まで乾かしきる。やることはこれだけです。
どれもお金のかからない、今日からできることばかりです。くせ毛や縮毛矯正の髪は、乾かし方を少し変えるだけで、翌朝のまとまりが本当に変わります。まずは「風の向き」だけでも、試してみてください。
「自分の髪だとどう乾かせばいい?」と気になる方は、LINEで気軽に聞いてください。髪の状態や長さに合わせて、その方に合った乾かし方をお伝えできます。
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