縮毛矯正をかけた日の夜。お風呂に入る前にふと、「あれ、今日って洗っていいんだっけ」と手が止まる——そんな経験ありませんか。今日は、縮毛矯正をかけたあとの初日から1週間の過ごし方を、まとめてお話しますね。
先に結論——心配しすぎなくて大丈夫です
最初にお伝えしたいのは、神経質になりすぎなくていい、ということです。いまの縮毛矯正は薬剤も技術も進化していて、昔ほど「絶対安静」ではなくなっています。
ただ、最初の2〜3日だけは、髪の形がまだ落ち着ききっていない時期です。ここだけ少し気をつけてもらえると、仕上がりがぐっと長持ちしやすくなります。
なぜ最初の数日が大事なのか
縮毛矯正は、髪の内部の結合を一度ほどいて、まっすぐな形でつなぎ直す施術です。針金をやわらかくして、形を整えてから固定するイメージですね。
施術直後は、この「固定」がまだ完全に安定していないことがあります。ゼリーが冷えて固まりきる前に容器を傾けると、形がゆがんでしまう——あの感じに近いです。
だから最初の数日だけは、髪に折り目やクセがつくようなことを避けてください。
当日のシャンプー、どうする?
いちばん多い質問がこれです。結論としては、施術を受けたサロンでの案内を優先してください。使う薬剤によって、当日から洗って大丈夫な場合と、少し時間をあけてほしい場合があります。
僕のサロンでは、当日はできれば洗わず、翌日からをおすすめしています。どうしても洗いたいときは、ぬるま湯でやさしく洗って、すぐに乾かしてください。
いちばん良くないのは、濡れたまま放置することです。髪は濡れている時間が長いほど、形が崩れやすくなります。
結ぶ・耳にかける・ピンでとめる
これも最初の2〜3日は、できるだけ避けてほしいです。ゴムの跡や耳の折り目が、そのまま残ってしまうことがあります。
お仕事でどうしても結ばないといけない方は、太めのゴムでゆるく、低い位置で結んでください。短時間なら影響は少ないです。
寝るときは「完全に乾かしてから」
寝る前は、髪を根元から完全に乾かしてください。半乾きのまま枕に押しつけられると、変な折り目がつくことがあります。
枕カバーの素材や寝るときの工夫は、就寝中の髪ケアの記事で詳しく書いています。よければそちらも読んでみてください。
1週間経てば、普段通りで大丈夫
2〜3日を過ぎれば、髪の形はかなり安定してきます。1週間も経てば、結んでも耳にかけても問題ないことがほとんどです。
そこから先は、保湿を中心にしたホームケアに切り替えていきましょう。縮毛矯正をした髪は乾燥しやすくなっているぶん、洗い流さないトリートメントで水分を守ってあげると、ツヤが続きやすくなります。
あるお客様の話
初めて縮毛矯正をかけたお客様で、帰り際に注意点を熱心にメモしていた方がいらっしゃいました。次の来店のとき、「最初の3日間は怖くて髪を結べませんでした」と笑っていて。
でも髪を見せていただくと、2ヶ月近く経っているのに毛先まできれいなまま。「最初だけ気をつけて、あとは普通に過ごしました」とのことでした。それで十分です。
ずっと気を張り続ける必要はなくて、最初の数日だけ髪を「そっとしておく」。これが仕上がりを長持ちさせるいちばんのコツだと、22年やってきて感じています。
困ったときは、かけたサロンに連絡を
もし折り目がついてしまったり、気になることが出てきたら、自己判断せずに施術したサロンへ連絡してください。早めに相談してもらえれば、対処できることが多いです。
これから縮毛矯正を考えている方も、気になることがあればLINEで写真を送ってみてください。今の髪の状態に合わせた選択肢を、一緒に考えます。
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