HAIR KNOWLEDGE

縮毛矯正後の
初日・1週間の過ごし方

2026.06.10  |  Kazunori Kuwabara

縮毛矯正をかけた日の夜。お風呂に入る前にふと、「あれ、今日って洗っていいんだっけ」と手が止まる——そんな経験ありませんか。今日は、縮毛矯正をかけたあとの初日から1週間の過ごし方を、まとめてお話しますね。

先に結論——心配しすぎなくて大丈夫です

最初にお伝えしたいのは、神経質になりすぎなくていい、ということです。いまの縮毛矯正は薬剤も技術も進化していて、昔ほど「絶対安静」ではなくなっています。

ただ、最初の2〜3日だけは、髪の形がまだ落ち着ききっていない時期です。ここだけ少し気をつけてもらえると、仕上がりがぐっと長持ちしやすくなります。

なぜ最初の数日が大事なのか

縮毛矯正は、髪の内部の結合を一度ほどいて、まっすぐな形でつなぎ直す施術です。針金をやわらかくして、形を整えてから固定するイメージですね。

施術直後は、この「固定」がまだ完全に安定していないことがあります。ゼリーが冷えて固まりきる前に容器を傾けると、形がゆがんでしまう——あの感じに近いです。

だから最初の数日だけは、髪に折り目やクセがつくようなことを避けてください。

縮毛矯正後のまっすぐな髪を洗面所でやさしく扱う女性

当日のシャンプー、どうする?

いちばん多い質問がこれです。結論としては、施術を受けたサロンでの案内を優先してください。使う薬剤によって、当日から洗って大丈夫な場合と、少し時間をあけてほしい場合があります。

僕のサロンでは、当日はできれば洗わず、翌日からをおすすめしています。どうしても洗いたいときは、ぬるま湯でやさしく洗って、すぐに乾かしてください。

いちばん良くないのは、濡れたまま放置することです。髪は濡れている時間が長いほど、形が崩れやすくなります。

結ぶ・耳にかける・ピンでとめる

これも最初の2〜3日は、できるだけ避けてほしいです。ゴムの跡や耳の折り目が、そのまま残ってしまうことがあります。

お仕事でどうしても結ばないといけない方は、太めのゴムでゆるく、低い位置で結んでください。短時間なら影響は少ないです。

ツヤのあるまっすぐなストレートヘアのクローズアップ

寝るときは「完全に乾かしてから」

寝る前は、髪を根元から完全に乾かしてください。半乾きのまま枕に押しつけられると、変な折り目がつくことがあります。

枕カバーの素材や寝るときの工夫は、就寝中の髪ケアの記事で詳しく書いています。よければそちらも読んでみてください。

1週間経てば、普段通りで大丈夫

2〜3日を過ぎれば、髪の形はかなり安定してきます。1週間も経てば、結んでも耳にかけても問題ないことがほとんどです。

そこから先は、保湿を中心にしたホームケアに切り替えていきましょう。縮毛矯正をした髪は乾燥しやすくなっているぶん、洗い流さないトリートメントで水分を守ってあげると、ツヤが続きやすくなります。

サロンで施術後の過ごし方を説明しているカウンセリングの様子

あるお客様の話

初めて縮毛矯正をかけたお客様で、帰り際に注意点を熱心にメモしていた方がいらっしゃいました。次の来店のとき、「最初の3日間は怖くて髪を結べませんでした」と笑っていて。

でも髪を見せていただくと、2ヶ月近く経っているのに毛先まできれいなまま。「最初だけ気をつけて、あとは普通に過ごしました」とのことでした。それで十分です。

ずっと気を張り続ける必要はなくて、最初の数日だけ髪を「そっとしておく」。これが仕上がりを長持ちさせるいちばんのコツだと、22年やってきて感じています。

困ったときは、かけたサロンに連絡を

もし折り目がついてしまったり、気になることが出てきたら、自己判断せずに施術したサロンへ連絡してください。早めに相談してもらえれば、対処できることが多いです。

これから縮毛矯正を考えている方も、気になることがあればLINEで写真を送ってみてください。今の髪の状態に合わせた選択肢を、一緒に考えます。

RELATED ARTICLES

桑原 和誠
桑原 和誠|Hair & Spa Fermata オーナー

美容師歴22年。縮毛矯正・髪質改善を専門に、船橋市宮本にてプライベートサロンを営む。「目の前のお客様に全力を」をモットーに、完全マンツーマンで施術を行っている。

← 前の記事 一覧に戻る

RESERVATION

まずはお気軽にご相談ください

縮毛矯正・酸性矯正・髪質でお悩みの方
LINEからいつでもどうぞ。写真を送るだけでもOKです。

LINEで予約・相談する