正直に言うと、縮毛矯正をかけた髪にブリーチをかけるのは、できるけど怖い施術なんです。明るい髪色にしたい気持ちはすごくわかります。今日は、なぜ「怖い」のか、どんな条件ならできるのかを、22年の現場経験から正直にお話しますね。
結論からお伝えします
縮毛矯正後にブリーチはできます。ただし、髪の状態によっては枝毛が増えたり、最悪は髪が溶けてしまうこともあります。
誰にでもできる施術ではない、というのが正直なところです。
なぜリスクが高いのか
縮毛矯正もブリーチも、どちらも髪の内側に大きな変化を与える施術なんです。
縮毛矯正は、髪の中の結合を切ってまっすぐな形に整える施術。針金を一度やわらかくして、新しい形に固めるイメージに近いです。一度この処理を受けた髪は、内側がデリケートな状態になっています。
そこにブリーチをかけると、すでに弱った髪の内部から色素を抜き取ることになります。スポンジが水を吸いすぎてボロボロになった状態に、さらに穴を開けるようなものです。健康な髪に比べて、ダメージの出方が大きくなります。
他のサロンで「縮毛矯正の後にブリーチをしたらチリチリになった」というご相談を受けたことがあります。それくらい慎重に考えたい施術なんです。
どんな条件なら可能なのか
絶対にできない、というわけではないです。いくつかの条件が揃えば、現実的な選択肢になります。
まず、縮毛矯正から最低でも2〜3ヶ月は期間を空けたいところです。髪の状態が落ち着いてからの方が、ダメージのリスクが減ります。
髪が極端に細い方も、慎重に判断したいです。細い髪は薬剤の影響を受けやすく、ブリーチに耐えられないことがあります。
そして日々のホームケアも大事です。ブリーチをかけた後はトリートメントや低刺激のシャンプー選びが、いつも以上に大切になります。
順番を逆にする場合は、もっと慎重に
ブリーチをかけた髪に縮毛矯正をかける順番も、同じくらい慎重な判断が必要です。
ブリーチで色素を抜いた髪は、内部の構造がすでに弱くなっています。スポンジに穴がたくさん開いた状態と思ってください。そこに縮毛矯正の薬剤を加えると、髪が耐えられないことがあります。
順番としては「縮毛矯正→ブリーチ」の方がリスクが少ないと感じますが、これも髪質次第です。
どちらも経験のない髪なら、先にどちらをかけるか、担当の美容師さんと相談してから決めることをおすすめします。
ブリーチを使わずに明るくしたお客様の話
以前、「縮毛矯正をかけてるけど、もう少し明るい髪色にしたい」というご相談をいただきました。髪はすでにかなり繊細な状態で、ブリーチをかけるのは不安が残るレベルでした。
その方には、ブリーチを使わずに少しずつ明るくしていくカラーを提案しました。1回で劇的に明るくはなりませんが、回数を重ねるごとに自然なトーンアップができる方法です。
3回目の来店の時に、「思っていたよりずっと明るくなって嬉しいです」と仰っていただきました。髪のダメージも最小限に抑えられて、結果的に満足度の高い仕上がりに繋がりました。
担当の美容師さんとしっかり話し合ってください
縮毛矯正後にブリーチをかけるかどうかは、髪の状態を見て判断します。文章だけで「できる・できない」と決められるものではないんです。
過去にどんな施術をかけてきたか、今の髪のダメージはどのくらいか、ホームケアはどうしているか。これらを担当の美容師さんと共有した上で、判断していくことになります。
無理だと感じたら、無理に施術しない選択肢もあります。担当の美容師さんに正直に「不安です」と伝えてみてください。
気になる方は、LINEで写真を送ってみてください。今の髪の状態に合わせた選択肢を、一緒に考えます。