SEASONAL CARE

夏の紫外線で髪が傷む
——カラーの色落ち・パサつきを防ぐ3つの対策

2026.05.22  |  Kazunori Kuwabara

「最近、カラーの色が抜けるのが早い気がする」「夏になると頭皮が熱くて痛い」——こういった声を、この時期によくいただきます。髪や頭皮への紫外線ダメージは、じわじわと蓄積するもの。夏本番を迎える前に、少しだけ意識しておいてほしいことがあります。

夏の日差しと紫外線から髪を守るイラスト

紫外線が髪に与える3つの影響

お客様からよく聞く夏の髪悩みは、大きく3つに分かれます。

①カラーの色落ちが早くなる
これが一番多い声です。紫外線は髪の内部の色素(メラニンや染料)を分解してしまいます。せっかく染めたカラーが、夏だけ特に早く褪せてしまう、という方は多いです。

②髪がパサついたり、広がりやすくなる
紫外線によってキューティクルが傷むと、髪の内部の水分や油分が逃げやすくなります。縮毛矯正をかけている方の場合、特にパサつきを感じやすくなることがあります。ただ、ストレートの持ち自体が大きく変わるわけではないので、そこは安心してください。

③頭皮が痛い、かゆい、熱く感じる
頭皮は直射日光を受けやすい場所です。髪が薄い方や分け目が決まっている方は、特定の部分だけ日焼けして頭皮が荒れやすくなることもあります。

カラー直後・施術後は特に注意

施術後すぐの髪は、薬剤の影響でキューティクルがまだ落ち着いていない状態です。そのタイミングで海やプールに行ったり、強い日差しを浴びると、色落ちや傷みが普段より早く進みやすくなります。

特に気をつけていただきたいのが登山です。高度が上がるほど紫外線の量は増えていきます。1000mの高山では平地より20〜30%紫外線が強くなるとも言われていますし、雪山だと雪の照り返しもある。お客様の中に登山が趣味の方がいるんですが、施術直後の山行はなるべく間を空けてほしいとお伝えしています。

僕がお勧めする3つの対策

①帽子を被る
物理的に日光を遮るのが一番確実です。UVカット加工のあるものならなおよし。帽子をかぶるのが難しい場面では日傘で代用できます。

②日傘を使う
帽子と合わせて使えればベストですが、どちらか一方でも役立ちます。頭皮への直射日光を減らすだけで、かゆみや熱さはかなり和らぎます。

③スプレータイプのUVケア剤を使う
ヘア用のUVスプレーは、外出前に髪全体にシュッとするだけで使えます。アウトバストリートメントと組み合わせると、乾燥ダメージとUVダメージを同時にケアできます。海やプールに行く日は特に忘れずに使ってほしいです。

日常のケアの積み重ねが、夏を越えた髪の質を決める

紫外線ダメージは、1日でどうにかなるものではありません。でも、毎日少し意識するだけで秋になったときの髪の状態がかなり変わります。「夏明けに髪がひどいことになっていた」と後悔する前に、今から少しずつ始めておくのがいちばんです。

「自分の髪に合うUVスプレーを知りたい」「施術とのタイミングを相談したい」という方は、LINEからお気軽にご相談ください。

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桑原 和誠
桑原 和誠|Hair & Spa Fermata オーナー

美容師歴22年。縮毛矯正・髪質改善を専門に、船橋市宮本にてプライベートサロンを営む。「目の前のお客様に全力を」をモットーに、完全マンツーマンで施術を行っている。

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