「梅雨になると髪が広がって、どうしようもない」——そういう声、本当によく聞きます。
実はその悩み、アウトバストリートメントの選び方と使い方を変えるだけで、かなり改善できることが多いんです。
アウトバストリートメントって何?
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)とは、シャンプー・リンスのあと、タオルドライした髪につけたまま乾かすタイプのケアアイテムです。
インバストリートメント(流すタイプのトリートメント)が「髪の内部を補修する」役割なのに対して、アウトバストリートメントは「髪の表面を守る・コーティングする」役割が中心です。梅雨の時期に重要なのは、外の湿気が髪に侵入するのを防ぐこと。それができるのが、アウトバストリートメントなんです。
梅雨に起こる「髪の広がり・うねり」の仕組み
髪がうねったり広がったりする原因は、髪の内部に水分が不均一に入ることです。
髪の毛は、キューティクルという細かいうろこ状の層で覆われています。このキューティクルが開いた状態になると、外の湿気をどんどん吸収してしまいます。吸収した水分が均一でないため、部分によって膨らみ方が違い、うねりや広がりが出てしまうんです。
だから梅雨のケアの鉄則は「キューティクルを閉じた状態で保つこと」。アウトバストリートメントが、まさにその役割を果たしてくれます。
タイプ別の選び方
アウトバストリートメントには大きく分けて3つのタイプがあります。髪質や悩みによって選ぶのが大事です。
オイルタイプ ——ツヤ・まとまり感が欲しい方に
最もポピュラーなタイプ。髪の表面に油膜を作って湿気の侵入を防ぎます。ツヤ感が出やすく、まとまりやすい仕上がりに。量が多すぎるとベタつくので、少量ずつ調整するのがポイントです。
ミルク・クリームタイプ ——乾燥と広がりが気になる方に
水分と油分のバランスが良く、保湿しながら広がりを抑えます。オイルより軽い使用感なので、細い髪や軟毛の方にも向いています。梅雨時期の湿気対策としてもバランスが取れています。
ミストタイプ ——スタイリングのベースに軽く使いたい方に
スプレーで全体に均一につけられるので使いやすいタイプ。ただし保護膜の強さはオイルやクリームに比べて弱めです。梅雨の湿気が強い日は、ミストの上にオイルを少量重ねるとより効果的です。
正しい使い方——この「手順」が全然違う
どんなに良いアイテムを使っても、つけるタイミングと量が間違っていると効果が半減します。
① タオルドライをしっかりする
アウトバストリートメントは、髪が完全に濡れた状態でつけるより、タオルでしっかり水分を取ってからつける方が効果的です。余分な水分がある状態だと、成分が薄まってしまうんです。
② 毛先から中間につける
最初に毛先につけて、中間に向かって馴染ませます。根元は皮脂が多いのでつけすぎ注意。根元1〜2センチは避けるのが基本です。
③ 手のひらでよく伸ばしてから
手のひらで温めながら伸ばして、薄く均一につけるのが大事です。部分的に集中するとベタついたり、ムラになったりします。
④ 低温のドライヤーで乾かす
高温すぎると逆に乾燥の原因になります。アウトバストリートメントで表面を保護したうえで、適温で乾かすのがベストです。
お客様によく聞かれる「量」について
「どのくらいつければいいですか?」という質問、本当によく聞かれます。
オイルタイプなら、ミディアムの長さで1〜2プッシュが目安。最初は少なめから始めて、足りなければ少し足す、という感じで調整するといいです。
「量が多すぎて重くなる」「べたっとする」という経験がある方は、たいてい量が多すぎるパターンです。アウトバストリートメントはつけ過ぎると、かえってまとまらなくなることもあります。少量で薄く均一に、がポイントです。
縮毛矯正をかけている方は、とくにアウトバスが大事
縮毛矯正をかけた髪は、薬剤の影響でキューティクルが開きやすくなっています。梅雨の時期に適切なアウトバストリートメントでケアすることで、矯正の持ちにも影響します。
当サロンでは、縮毛矯正のあとに使ってほしいアウトバストリートメントもご案内しています。お客様の髪質によって向いているタイプが違うので、気になる方は施術後にご相談ください。
何を使えばいいか迷っている方は、LINEでご相談いただければアドバイスします。