こんにちは、Hair & Spa Fermataの桑原です。
「白髪染めと縮毛矯正、同じ日にできますか?」
これは本当によくいただくご質問です。
結論から言うと、「できるけれど、髪の状態と順番が大切」です。
今日は美容師歴22年の経験をもとに、安全に両立するための考え方をお伝えします。
なぜ「同時施術」は注意が必要なのか
縮毛矯正も白髪染めも、どちらも薬剤を使って髪に働きかけるメニューです。
縮毛矯正は還元剤というアルカリ性の薬剤でくせを伸ばし、白髪染めもアルカリ剤で色素を入れます。
つまり、どちらも「髪にとって負荷のかかる処理」であることに変わりありません。
問題は、この二つを同じ日に行うと、髪へのダメージが単純に二倍になるという点です。
健康な髪であれば問題なく仕上がることもあります。
でも、すでに傷みがある方・細くなってきた方・ハイライトや脱色履歴がある方は、特に注意が必要です。
「今日だけ頑張れば後が楽」と思って無理をすると、ビビり毛(熱や薬剤で極端にダメージした状態)になってしまうことがあります。
そうなると、修復にとても時間がかかってしまうんです。
正しい順番——どちらを先にすべきか
同日施術が可能と判断した場合、基本的には「縮毛矯正を先に、白髪染めを後に」行います。
理由は、縮毛矯正の薬剤は髪のタンパク質を一度やわらかくして形を作り直すプロセスだから。
先に白髪染めをしてしまうと、縮毛矯正の薬剤が入りにくくなったり、色が抜けやすくなったりすることがあります。
ただし、これも髪の状態によります。
以前に強い薬剤を使っていたり、すでにダメージが蓄積している場合は、施術の順番よりも「今日は縮毛矯正だけにして、白髪染めは2〜3週間後に分けましょう」とお伝えすることもあります。
無理に一日でまとめようとせず、2回に分けることで、仕上がりも持ちも格段に良くなります。
白髪が多い方の縮毛矯正——気をつけたいこと
白髪が増えてくると、髪の内部構造が変化しています。
黒髪と比べてメラニン色素が少ない分、薬剤の影響を受けやすく、縮毛矯正の薬剤が過剰に反応してしまうことがあるんです。
特に生え際やもみあげなど、白髪が集中しやすい部分は、薬剤の塗り分けや放置時間の調整が必要です。
フェルマータでは、施術前のカウンセリングで白髪の分布や以前の施術歴をしっかり確認してから、薬剤の配合を一人ひとりに合わせて調整しています。
「以前のサロンで白髪部分だけ縮毛が効かなかった」
「白髪のところだけ傷んでしまった」
そんなお声もよくお聞きします。
同じようなお悩みがある方は、ぜひ一度相談してください。
フェルマータで同時施術をご希望の方へ
白髪染めと縮毛矯正の同日施術は、髪の状態を見極めた上でご提案しています。
「今日まとめてやってしまいたい」というお気持ちは、よくわかります。
ただ、長い目で見て髪を傷めずきれいな状態を保つことが、何より大切です。
カウンセリングの時点でしっかり相談いただければ、最善のプランを一緒に考えます。
LINEからの相談も歓迎ですので、お気軽にメッセージをください。
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