施術後のお客様に「家ではどうやって乾かせばいいですか?」と聞かれることがとても多いです。実は、シャンプーとドライヤーのやり方を少し変えるだけで、縮毛矯正やトリートメントの持ちが大きく変わります。22年間ずっとお客様にお伝えしてきた方法をまとめました。
正しいシャンプーの手順
シャンプー前にブラッシングする
お風呂に入る前に、目の粗いコームやブラシで毛先からやさしくとかしてください。からまったままシャンプーすると、摩擦で髪が傷む原因になります。地味ですが、これだけで洗い上がりが変わります。
お湯でしっかり予洗いする(1〜2分)
シャンプーをつける前に、ぬるめのお湯(38〜40℃)で髪と頭皮を1〜2分しっかり流してください。予洗いだけで汚れのかなりの部分は落ちます。熱すぎるお湯は頭皮の乾燥を招くので注意。ここを丁寧にやるだけで、シャンプーの泡立ちもまったく違います。
シャンプーは手のひらで泡立ててから
シャンプーを直接髪につけず、手のひらで少量のお湯と混ぜて泡立ててから髪に乗せましょう。泡がクッションになって、髪同士の摩擦を防いでくれます。
頭皮を「指の腹」でマッサージするように洗う
髪をゴシゴシこすらないでください。指の腹で頭皮を動かすように洗うのがポイントです。髪同士の摩擦はキューティクルを傷める大きな原因。頭皮だけを洗う意識で十分です。
すすぎは「やりすぎ」くらいでちょうどいい
シャンプーのすすぎ残しは、かゆみやフケ、ダメージの原因になります。お客様には「もう十分かな、と思ってからさらに30秒流してください」とお伝えしています。これは本当に大事です。
正しいドライヤーの当て方
まずタオルドライから。濡れた髪はとてもデリケートなので、ゴシゴシこするのは厳禁です。タオルで髪を包み込んで、上からポンポンと押さえるように水分を吸い取ってください。
洗い流さないトリートメントをつける
タオルドライ後、ドライヤーの前に洗い流さないオイルかミルクを毛先中心につけてください。これが熱から髪を守るバリアになります。つけるのとつけないのでは、仕上がりのツヤがまったく違います。
根元から乾かし、毛先は最後に
これが一番大事なポイントです。まず根元をしっかり乾かしてください。根元が湿ったまま毛先だけ乾かすと、あとから根元が乾くときにうねりが出やすくなります。毛先は根元が乾いた後に、余熱で自然に乾くくらいが理想です。
ドライヤーは「上から下へ」当てる
髪の表面のキューティクルは、上から下に向かってうろこ状に重なっています。ドライヤーの風も同じ方向——上から下に向けて当てることで、キューティクルが整ってツヤが出ます。下から当てると広がりの原因になるので注意してください。
仕上げは「冷風」で締める
最後に冷風を10〜20秒当てると、キューティクルが引き締まってツヤと形が安定します。お客様にこれをお伝えすると「やってなかった!」という方がほとんど。冷風仕上げを習慣にするだけで、翌朝のまとまりが変わりますよ。
ホームケアで変わること、変わらないこと
正直にお伝えすると、正しいシャンプーとドライヤーだけでくせ毛の根本的な構造を変えることはできません。でも、髪のダメージを防ぎ、ツヤとまとまりを保つのには大きく役立ちます。縮毛矯正をかけた方は特に、ホームケア次第で「持ち」が1〜2ヶ月変わることもあります。
くせそのものをしっかり伸ばしたい場合は、縮毛矯正と組み合わせるのが一番です。縮毛矯正で形を整え、日々のホームケアで状態を維持する——この二本柱が、毎日のスタイリングを楽にする最短ルートです。
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